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04/09/27 雨。朝から寒い一日となった。午後8時まで残業。疲れた足取りで家に帰り着き、郵便ポストを開けると、カンビさんからMDが届いていた。誕生日のお祝い。うわぁ、ありがとう! あとでちゃんとお礼のメールを書きますデス。ちょっとバイオリズムが落ちつつあったのもあって、思わず泣きそうになってしまった。

04/09/26 曇天。時折、驟雨。昨日に引き続き天気が悪い。午後お昼を済ました後、南砂町の江東図書館へ久しぶりに行く。館内を一時間ほど見て回ったが何も借りなかった。一階で新聞や雑誌を閲覧したあと、外に出る。このまま手ぶらで帰るのも何なので、江東図書館そばのたなべ書店(古書)の軒先の均一本を2冊だけ買う。買ったのは山下洋輔の「ピアニストを二度笑え!」(新潮文庫、82年)と「ピアノ弾き翔んだ」(徳間文庫、81年)で、共に50円。計100円の買い物なり。

04/09/25 朝から天気が悪いので、洗濯は諦める。明日も天気はよくならないというし、どうしたもんだか。ここのところ洗濯をサボっていたのもあって、明日穿くパンツにすら困るありさまだ。布団に寝っ転がって本を読んでいたら、いつのまにか寝てしまい。起きたのが午後6時。最近このパターンの週末が多いなあ。夜、テレビでK−1ワールドグランプリ開幕戦を観る。面白かった。ここのところ、K−1より PRIDE などの総合格闘技に心が移っていたんだけど、K−1のシンプルな分かりやすさはやっぱイイね。派手な打撃一発でKOなんて、他じゃなかなか観れないから。スペシャル・マッチの曙 VS レミー・ボンヤスキーは、ハイキック一閃でレミーのKO勝ち。レミーは立派だったよ。曙みたいな相手にはヒット・アンド・アウェイが定石なんだけど、常に正面から打ち合っていたからね。さすが03年K−1チャンピオン! あんまり好きな選手じゃなかったけど、この一戦でファンになっちゃった。対して曙ときたら…何だアレ。5戦して5敗ってハルウララじゃないだからさ、こんなんでバカ高いファイトマネーを手にしているとしたらサギだよ。

04/09/24 一日休みで、また一日仕事というのもダルいなあ。仕事はめいっぱい残ってたけど、ある程度目鼻がついたので定時で逃亡した。あとは月曜日だ。

04/09/23 休日。極貧生活のただ中なので、遠出はせず。メールの返事などを書いて過ごす。アマゾンで頼んでいたCDが届いたので、そればかり聴いていた。

■ 今日買ったCD:
THE QUICK / Untold Rock Stories

04/09/22 激務。午後9時まで残業。また風邪をぶりかえしつつあるのか、喉が妙な感じ。痛いってほどじゃないけど…ムズムズ、ムズムズ…うがいして、さっさと寝てしまおう。明日が休みでよかった。ポストを覗くと、音の網サンからお誕生日祝いのMDが届いていた。いつもいつも、ありがとうございます。なかなかお返しができなくてスミマセンです。そのMDを聴いているうちに寝てしまった。

04/09/21 激務。午後9時まで残業。とあるバンドの方からうれしいメールがある。しかし、疲れているので返事は休みの日に書こう。

04/09/20 昨日買ったCDを聴いて、一日自宅で過ごす。ここのところ出費が過ぎて、家計が苦しいのだ。あと10日、なんとか1万円以内で乗り切らなくては。

04/09/19 12月開催予定のイベントのミーティング。午後1時に渋谷のHMVで待ち合わせ、オルガン坂上のニューヨーカーズ・カフェへ移動して、お茶しながら話し合い。昨日作ったレジュメが役立った。そんなワケで、イベント名も決まりました。"OUR CONCEPT !" です。さて、我々のコンセプトとはなんでしょう? それはポップでありファンでありフレンドリーだったり色々です。水面下でここ1ヶ月ほど話を進めてきましたが、ようやく発表できることになりました。当初はあと二人ほどアプローチしていたのですが、結局ぼくを含めた3人という形になりました。単発のイベントですので、その日はスペシャルな夜になるように頑張りたいと思います。

■今日買ったCD:
KILLERKOUCHE / Ein Tag In Berlin
THE KNACK / Zoom (USED, \1050)
FLASHCUBES / Live In Japan -Raw Power Pop- (OUTLET, \525)
PEACHFUZZ / About A Bird (OUTLET, \315)

04/09/18 昨晩は風邪薬を飲んでいたにもかかわらず飲酒(スクリュー・ドライバーと生ビール)したせいか、今日は夕方まで起きられず。汗をダラダラ流しながら一日寝床で過ごす。夕方になって、やっと起きだして、明日のミーティング用のレジュメを作り始める。深夜にとりあえず完成したので、プリントアウトしてから就寝。

04/09/17 会社を早退扱いにして、16時に退社。東高円寺の UFO CLUB に向かう。今日はウィザード・イン・ヴァイナル主催のライブ・イベント「ウイザード・ブリュー」がある。17時半過ぎ、仕事を終えた友人Kと落ち合う。2日前に会ったばかりなので、ヘンな気分だ。19時開演。まずは THE COKES が登場。今回初めて観た。ザ・ジャムを思わせるソリッドなモッド・パワーポップ。演奏は手堅く安心して聴ける。前半の英語詩の曲よりも後半の日本語詩の曲に強く惹かれるものがあった。 続いては、THE PLAYMATES。初期〜中期ビートルズを思わせるメロディーのキャッチーさと、THE WHO や THE JAM を思わせる一音一音輪郭のクッキリした力強い演奏には終始圧倒される。最後にツリーベリーズのイナガキ氏をステージに上げて、チープ・トリックの「サレンダー」のカバーを披露。 次は THE ORANGES。相変わらずの、楽しい楽しいオレンジズ・ショウ。ニコニコ笑顔になってしまう。最後は大トリ、ROB SMITH with The Playmetes + Inagaki (treeberrys)。ルビナーズのTシャツを着て、ジーンズ姿のロブが登場。バックはモッズ・スーツで決めたプレイメイツの3人とイナガキ氏。実はソロ作品は未聴で臨んだが、イノセンツ時代と変わらぬ素晴らしい歌声とメロディーセンスにうっとりさせられた。いずれソロ・アルバムも買おうと誓う。イノセンツの曲と、ビートルズとモンキーズのカバーもやってくれた。

04/09/16 定時上がり。夜、テレビ東京の木曜洋画劇場でマイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」(02年)を観る。まさか地上波でこれが観れるとは思っていなかった。気になるムーアの吹き替えは山寺宏一氏。
 ジョニー・ラモーン(g)の訃報が伝わる。3人目のラモーンが逝ってしまった。

04/09/15 定時上がり。仕事を終えると、渋谷へ向かう。友人Kに誘われ、タワレコ渋谷で行われるザ・ユーズドのリスニング・イベントへ。これは10月発売予定のニュー・アルバムからの曲がいち早く聴けるという催し。Kが整理券を2枚持っているというのでご一緒させてもらったのだ。なんとか開場時間の19時前に到着。ホッ。ふだんスクリーモとかヘヴィロックとか聴かないんだけど、なかなかメロディーがキレイでおおっと思った。途中メンバーが登場して、事前にアナウンスされていなかったが、アコースティック・ライブ3曲があったりしてお得な一時間だった。その後、Kと食事をしてから、HMV渋谷でCDを2枚買う。ザ・グッバイ(ええ、あのヨッちゃんの、ですよ)のリマスター2枚組ベスト盤と、ラバー・シティ・レベルズの 1st のリイシュー盤。RCRにはWiVの非売品5周年コンピCDが付いてた。欲しかったのでウレシイ。帰宅するとアマゾンからIPOの3枚組コンピが届いていた。

■ 今日買ったCD:
THE GOOD-BYE / Ready! Steady!! The Good-Bye!!! (2discs)
RUBBER CITY REBELS / The Hollywood Years(1979-1984)
V.A. / Wizzard In Vinyl 5th Anniversary (Not For Sale)
V.A. / International Pop Overthrow vol.7 (3discs)

04/09/14 定時上がり。12月のイベント名候補を探すべく、CD棚をひっくり返す。曲名かアルバム・タイトルから拾おうと思ったのだ。シンプルで、憶えやすくて、カッコイイ、更に音楽に関係する言葉ならベストだ。なんとか5つほどピックアップ。

04/09/13 午後8時まで残業。パライソ・ポップがサイト閉鎖するというので驚いた。大好きなウェブサイトだっただけに残念。まあ、おーつかさんのことだから、また違った形で何かやってくれるでしょう。次のアクションに期待します。

04/09/12 ぼくの誕生日。33歳になりました。ゾロメです。何の感慨もありません。今日は休日出勤で、終日肉体労働。疲れた。夜、家に帰ると、実家の母親から留守電が入っていたので、急いでコールバック。誕生日のお祝いだった。こちらこそ産んでくれてありがとう。母親と話していたら、何故かぼくがフラれたことを知っていた。むむむ、この日記を読んでいるのか。まさか!このHPの存在自体知らないだろう。ぼくの家に近しい人間で、ここを見ている人が他に誰かいるということか。

04/09/11 休日。昼過ぎに、電車で西葛西まで出て、駅周辺を二時間ほど散歩。いい天気。風があって空気がカラッとしているので涼しい。なんとなく秋の気配を感じさせる。書泉・西葛西店で文庫本を一冊だけ買って帰宅。

04/09/10 午後7時半まで残業。この週末は日曜が出勤になってしまったため、休みは土曜の一日だけ。さて、明日は何をして過ごそう。お金がないと、何をやるにも制限がかかってしまう。やれることなんて限られる。とりあえずお出かけは断念。家の中か、あるいは家の近辺で時間を潰すことになるだろう。つまらん。今週配送予定だったアマゾンの注文の品、大いに遅れるらしい。10月以降になるという。まあ、今月はお金苦しかったから、かえって良かったのかもしれない。

04/09/09 定時上がり。お金がないので、まっすぐ帰宅。夕食を食べてから腹ごなしに近所を散歩する。TSUTAYAで本やCDを一通り見た後、さて店を出ようと思ったら、急に強い雨が降り出した。まるで南国のスコールのようだ。足止めをくらう。ここのところ、夜になるとよく降るなあ。30分後、小雨になったので濡れながら小走りに家に帰る。コンビニで買った発泡酒の350ml缶を飲んで早めに就寝。

04/09/08 午後7時過ぎまで残業。今日はいい天気だったが、風の強い一日だった。仕事帰り、その足で渋谷に向かう。今日はエッジエンドで "Hopeless Case" というインディポップのイベントがあるのだ。午後8時半ちょっと前、お店に到着。スズキさん(club heaven)とMarrくん(Perfect Pop)のふたりが廻している。あれ、ゆうかちゃん(ex-Raibow Valley)は仕事で遅れてるのかな? 入り口でお金を払って入場すると、店長の遠藤さんに10月のイベントのキャンセルの件で陳謝する。今まで電話でしか話してなかったのだ。「いいですよ〜」と笑って応えてくれる。ようやく胸のつかえが降りた。そして、改めて別件で12月のイベントの予約を入れる。音楽を聴きながら、店内の液晶テレビでサッカーの日本対インド戦(W杯アジア予選)を見る。前半を終わったところで、鈴木隆行のゴールで1対0で日本リード。ところが後半に入る前にスタジアムが停電してしまって、後半が始められない。なんかインドらしいなあ。20〜30分ほど休止しただろうか、ようやく復旧し後半開始。今度は小野伸二のフリーキックからのゴールで2対0。午後11時に店を出る。帰りはメキシコさんと一緒になった。上の5歳になる坊ちゃんと、下の3歳のお嬢ちゃんの話を聞く。元気なお子さんのようで手を焼いているようだ。お父さんの顔になったメキシコさんを垣間見ることができた。子供いいなあ。南行徳の自宅に帰りつくと、日付が変わっていた。郵便ポストの中にアマゾンで頼んでいたCDが届いている。

■ 今日買ったCD:
MATTHEW SWEET / Living Things

04/09/07 定時上がり。今日は日中、会社の屋上で「デカレンジャー」のロケをやっていた。普段は屋上は立ち入り禁止(以前、ここで飛び降り自殺があったのだ)なので、階下の中庭ごしにその様子をチラリと見る。ほとんどスタッフが見えるだけだったが、コスチュームを着た人も一瞬だけ見えた。いつ放送なのだろう。

04/09/06 定時上がり。夕食を取ったあと、昨日買ったCDをつぎつぎ聴く。どれもなかなかイイ。この瞬間がいちばん楽しいね。至福の時。ニコニコしてしまう。

04/09/05 午前9時過ぎ起床。風呂に入り、髭を剃り、身支度をする。11時に家を出て、正午過ぎに渋谷到着。小雨だが雨が降り出していた。小走りにHMV渋谷に向かう。待ち合わせ時間まで1時間あるので、ゆっくり見て2枚選ぶ。ハワイ・マッド・ボンバーズの 3rd (実は 4th)と、ブッチ・ウォーカーの 2nd。午後1時過ぎ、待ち人現る。文化村通りのフレッシュネス・バーガーで食事をしながらイベントの企画打ち合わせ。2時間ほどアイデアを出し合い散会。その後、ディスク・ユニオン〜ピート・モス〜アップル・クランブル〜レコファンの順で見てまわる。ユニオンのアウトレットでサンドライヴのCDSが見つかって喜んだ。これは50番さんやQ'sさんが以前リコメンドしてたもの。あと同じくアウトレットでフィーバーズのアルバム。これもずっと欲しかったやつ。アップル・クランブルでは、レーン・スタインバーグのタン・スリーブ(なんと新譜だそう)と、ムード・エレヴェーターの再発 1st。レコファンでは、タイムボムから00年に出て廃盤になっているスターラインを見つけた。これは米国アマゾンのユーザー評で評価が高かったので聴くのが楽しみ。肌寒いなか長時間歩き回ったので鼻風邪を引いてしまったようだ。ズルズル…。早く帰って寝よう。

■今日買ったCD:
HAWAII MUD BOMBERS / Mondo Primo
BUTCH WALKER / Letters
SUNDRIVE / Storybook Girl (OUTLET, \315)
FEVERS / Gaan Daar Waar De Meisjes Zijn (OUTLET, \525)
TAN SLEEVE / Bad From Both Sides
THE MOOD ELEVATOR / Listen Up!
STARLING / Sustainer (USED,\635)

04/09/04 午前10時過ぎ起床。昨晩早く寝たので5時ごろには目が覚めていたのだが、身体が言うことをきかず布団から出られなかった。意識は冴えているのに、身体は動かない。やっと起きだしてこれを書いている。気分は少し落ち着いた。今日一日おとなしくしていれば、明日の(人に会う)約束は大丈夫だろう。HPのコンテンツを整理する。チャットは廃止、BBSも一時閉鎖した。ここのところ、心無いイタズラの書き込みが続いていたからだ。誰かは知らないが、なめるなってんだ。しばらくご迷惑をおかけしますが、BBSはいずれ復活させるので、しばらくお待ちください。お急ぎの御用の方はメールにてお願いします。さて、もう少し寝よう。
 午後すぎ再び目が開いたので近所を散歩。少し元気になっている。HPに対するいくつかのアイデアが浮かぶ。考えがほかに向かうというのはいい傾向だ。家に帰り、また布団に潜り込む。寝てから1時間ほど経った午後6時半ごろだろうか、激しい雷雨の音で目が覚める。昨晩もだったが、天井に穴が開いたかのような突然の大雨に驚く。9月だけど夕立とはまだまだ夏なんだな。夜、2日ぶりに音楽を聴く。以前、稚菜さんにもらったレッド・クロスのコンピMD。聴いてるとモリモリ元気が出てくる。レコ屋行きたいな〜。明日は久々の渋谷だから、いろいろ回ってみよう。

04/09/03 うわぁああああ…。落っこちた。こんなに落ちたのは久しぶりだ。よくまあ、今日は会社に行けたと思う。それでも、会社では仕事でかかってきた電話以外、誰とも話さなかった。いや、話せなかった。会話どころか黙したまま、一語も、一音も発しなかった。休み時間は、人気を避けて、非常階段に座り込み、ひざを抱えて海を眺めていた(うちの会社は湾岸にある)。とても長い一日だった。そんな訳で、定時で逃げるように退社。こういうときはさっさと寝るに限る。明日明後日は休みでよかったぁ! ああ、そうだ。日曜は人に会う約束があるんだった。それまでに復活できるかな。このままの状態じゃ、とてもじゃないが、会えない。迷惑になる。

04/09/02 はぁ〜。ため息しか出ない。電卓を叩くたびに頭を抱えてしまう。今月はかなり家計がピンチだ。しかし、こんな時に限って、観たいライブ、行きたいイベントがたくさんある。とりあえず、ロブ・スミスのライブは行くことにしたが、オレンジ・パークとラバー・シティ・レベルズは決断がつかない。全部観たいが、それは無理だ。毎年恒例のクラブ・ヘヴンとポップ・イット!のホーム・アンド・アウェー戦もある。欲しいCDだって山ほど溜まっている。月半ばに友達と飲みに行く約束もある。生活費切り詰めただけでは絶対に足りない。今年初めから(足掛け3年にわたる)借金全額返済モードに入っているから、新たな借金は避けたい。かといって、わずかばかりの虎の子の貯金は切り崩したくない。う〜ん、八方塞がりだ。売るべきCDも大方売っちゃって、もう残ってないしなあ。どうしよう。はぁ〜。(最初に戻る)

04/09/01 仕事帰り、いつも降りる東西線南行徳駅を通り過ぎ、ふたつ先の市川妙典駅で下車して、サティ内のワーナー・マイカル・シネマズ市川妙典へ。今日は映画の日なので、料金が1000円なのだ。かねてより気になっていたマイケル・ムーア最新作「華氏911」をやっと観る。4Fの劇場に着いたのは午後7時を過ぎたところで、午後7時20分からの上映になんとか間に合った。窓口でチケットを買う。劇場4のG列9番、真ん中あたりの席だ。ここは事前に座席が指定できるのがいい。実に面白い映画でした。カンヌ映画祭のパルムドール賞はダテじゃない。もちろん、面白おかしい映画ではなく、ちゃんとしたドキュメンタリーなんだけど、劇映画にも劣らぬ観客をひきつける手管が素晴らしい。うむむと唸らせる。内容は真面目過ぎるくらい真面目。ブッシュ一族のサウジ王家(ビン・ラディン一族!)との結びつきや、軍需産業や、石油利権をめぐる大企業の癒着など、米国によるイラク侵攻の欺瞞の構図が暴き出される。アルカイダ(オサマ・ビン・ラディン)からタリバン、タリバンからイラク(フセイン)と、巧妙にターゲットがすりかえられていく過程や、侵攻の理由となった大量破壊兵器の有無について、改めてその不透明さを思い出させてくれた。これらはムーアの視点によって切り取られた事実の集積であるが、知らなかった事実も多く興味深く観た。これはぜひ多くの人に観てもらいたい作品だ。そしてブッシュの欺瞞の一端を、不本意ながら(無自覚に)担わされている日本政府や自衛隊について考えをめぐらせてもらいたいと思う。この映画を観て思ったのは、「新書みたいだなあ」ということ。昨今は空前の新書ブームであるが、事件や問題の背景を手軽に教えてくれるという意味で、この映画は極めて新書的だと思う。もちろん、ムーアの主観や、上映時間の制約上、こぼれ落ちる事実もあるが、問題の本質を知るには最適の映画だろう。日本人よ、大いに怒れ!

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