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Caesars Palace / Love For The Streets  CAESARS PALACE / Love For The Streets
 スウェーデン出身の4人組、シーザーズ・パレスのアルバム。98年デビューで、これは3枚目の作品らしい。60sポップやサイケ、ガレージ、ソフト・ロックの影響色濃いギターポップ・バンド。とはいえマニア的・優等生的なサウンドではなく、曲自体はめちゃめちゃ今日的でキャッチーなポップ・ロック。ウィーザーやレンタルズなんかと一緒に聴いても違和感ないぐらい。全曲素晴らしいのですが、特に1曲目の“Over ’Fore It Started”はアンセム級のアッパーな疾走チューン!イントロのドラム・ロールからヤラれまくりで、ユニゾンの分厚いヴォーカルに痺れる!かっこいい!間奏のピアノのブレイクもオルゴールみたいでいい味出してます。

CALIFORNIA ORANGES / Oranges & Pineapple  CALIFORNIA ORANGES / Oranges & Pineapple
 前作のジャングリー・ギターポップ路線から打って変わって、今作はパワーポップ色の強い仕上がり。ヘヴィーなギターの音色だけでなく、へなちょこボーカルも少しだけ力強さを増した感じです。もちろん、これまで通りギターポップ好きにもお薦めの一枚。

CANDY / Teenage Neon Jungle  CANDY / Teenage Neon Jungle (Rare & Unreleased)
 80年代中期に活動していたUSのパワポ・バンド、CANDY のレア&アンリリースド集。03年リリース。オリジナル・アルバムが廃盤かつ未CD化だけに、これは嬉しいリイシューだ。ライブ・テイクやデモ、B面曲など全25曲収録で、ほぼベスト盤的な内容。ラズベリーズやルビナーズを思わせる甘いパワーポップを聴かせる。これ、いいねえ。ぼくはリリースされてから数ヶ月経ってから買ったけど、もっと早く聴けばよかったァ!と後悔したぐらい。ジャケ見てなんとなく敬遠していたんだけど(笑)、聴いてみたら飛び上がるぐらい素晴らしくて感激しちゃった。アッパーかつ弾けるようなポップ・チューンが満載です。ちなみにメンバーは、後に LOVELESS を結成するジョナサン・ダニエル(b) に、ガンズ・ン・ローゼス加入前のギルビー・クラーク(G)、ソロ作も素晴らしいカイル・ヴィンセント(Vo)、ジョン・シューバート(ds)の4人。うーん、豪華。でも、当時はいまいちパッとしなかったらしい。パワポ好きだけでなく、ギタポ好きも聴いてみて。絶対気に入ると思うよ。幻の 1st "Whatever Happend To Fun" (このタイトル曲は激名曲!)もこの際だからCD化されて欲しい!

CANDY BUTCHERS / Hang On Mike  CANDY BUTCHERS / Hang On Mike
 CANDY BUTCHERS こと Mike Viola の3作目。04年リリース。ラフでノイジーなギター・サウンドに、ややハスキーな甘い歌声、とびきりポップなメロディーが素敵だった1作目(99年)、ヒネりの効いたポップセンスが爆発した完成度の高い2作目(02年)と、いずれも外さないポップ職人ぶりを披露している彼だが、続くこの3作目では、いままでになく鍵盤が印象的にフューチャーされていて、まるでベン・フォールズ・ファイブのようでビックリ。アクロバチックな変則ポップだった前作に比べ、親しみやすくなったメロディーラインは、より求心力を増し、一般の洋楽リスナーへもアピールしそうだ。実際、M-1の "What To Do With Michael" はFMのヘヴィー・ローテーションになっているらしい。素晴らしいソングライティングセンスと歌声の持ち主だけに、もっと多くの人に彼の存在を知ってもらいたいですね。そして、ここ日本でも彼のライブを観れると良いのですが…。今作もまた完成度の高い1枚。全12曲捨て曲なし。トッド・ラングレンが好きな人にも大スイセンです。

CANDY BUTCHERS / Play With Your Head  CANDY BUTCHERS / Play With Your Head
 米俳優トム・ハンクスの初監督作品「すべてをあなたに」(原題:That Thing You Do!)は、60年代を舞台にした一発屋バンドの青春ストーリーで、僕も大好きな一本。その劇中バンドwondersが歌う"that thing you do!"を、実際に演奏し歌ったのが、このキャンディ・ブッチャーであり、マイク・ヴァイオラである(ちなみに作詞・曲はF.O.Wのアダム・シュレシンジャー!)。Mike Viola and the candy butchers 名義で99年に発表した前作は、バンド・サウンドを軸にしたラフな感じの演奏に、ちょっとシワガレ気味でありながら躍動感あふれるマイクのヴァーカル、楽曲のポップさが際立ったが、今作はポップさはそのままに、より丁寧に作りこまれた印象。メロディーのキャッチーさはより破壊力を増し、特に前半の曲群はFMのヘビープレイにも耐えうるほどのポップ・チューン!全てのポップ中毒者に聴いてもらいたい作品ですねえ。う〜ん、ライブが観たいぞ!

CAPTAIN SOUL / Jetstream Lovers  CAPTAIN SOUL / Jetstream Lovers
 90年代半ばにシングル数枚をリリースしていた hooverdom を前身とする4人組の 2nd アルバム。1st が hooverdom 時代のレパートリーを中心とした構成だったので、今作がキャプテン・ソウルとしての真の意味での出発点となるのだろう。前作では強く感じられたTFCや The Hormones ぽさは希薄となり、より自らの個性を打ち出してきた。甘酸っぱくも美しいメロディーは完成度を増し、アレンジも控えめながら多彩と、バンドとしての成長をうかがわせる。前作ほどのキャッチーな曲やアッパーな曲は少ないが、様々なタイプの楽曲が並んでおり、懐の大きいソング・ライティングが光っている。

THE CARNATION / Gothenburg Rifle Association THE CARNATION / Gothenburg Rifle Association
(2004/Sounds Of Subterrania!/Germany)
 オーディナリー・ボーイズが好きな方はこちらもぜひ聴いてみて欲しい。スウェーデン出身の5人組のデビュー・アルバム。カーネーションは、The Anxious という名前で活動してきたエリックとクリスティアンの二人を中心に、ヨハンとロバートを加えて2000年春に結成(keyのMADSは02年加入)。これまで、2枚のEPを自主リリースし、数々のコンピレーションに楽曲を提供、Sounds Of Subterrania!(独)と契約後は、7インチとMCDを一枚ずつリリースしているようだ。ザ・ジャムを思わせる激しいモッド・パンク風ナンバーを聴かせたかと思えば、バーズを思わせる12弦ギターが美しいフォーク・ロックがあったり、パラッパーと軽快にホーンが鳴りキーボードが唸りまくる、弾けるようなポップ・チューンがあったりして、その音楽性は幅広い。エッグストーンやディス・パーフェクト・デイ、最近のバンドではシーザーズ(・パレス)などのスウェーデッシュ・ポップ好きの方は気に入ると思う。全編通して溢れる疾走感がイイ!

THE CAULFIELDS / L  THE CAULFIELDS / L
 デラウェア出身の4人組の、97年リリースの 2nd アルバム。ハードエッジにドライブするギター・サウンドに、飛び切りキャッチーなメロディー、力強いボーカル、コーラス・ハーモニーが絡む、グッド・パワーポップ・アルバム。名盤。胸がくぅと熱くなるようなアッパー・チューンが並んでおり、聴いてると自然に気分がウキウキしてきて、ぴょんぴょん飛び跳ねたくなる。最高!恐ろしいほどのクオリティーの高さで、全15曲捨て曲が見当たらないほど。なお 1st は日本盤も出てきました。こちらも良いですよ。レモンヘッズ、オウズリー、スプリッツヴィルあたりが好きな人に特にオススメかな。シンガー/ソングライターの John Faye はその後、THE JOHN FAYE POWER TRIPというユニットで99年にアルバムをリリースし、現在は IKE というバンドで活動しているようだ。こちらもフル・アルバムも03年にリリース済み。

CHEEKY MONKEY / Four Arms To Hold You  CHEEKY MONKEY / Four Arms To Hold You
 NYのSSWマイケル・シェリーと BMX bandits のフランシス・マクドナルドによるパワー・ポップ・バンド(ユニット?)、チーキー・モンキーのアルバム。いい具合に力が抜けててグー。アレックス・チルトン(ビッグ・スター)のカバーもあったりします。

CHERRY BLOSSOM CLINIC / ST  CHERRY BLOSSOM CLINIC / ST
 オレンジ・ヘリコプターというバンドを前身とするテキサス州出身の3人組。これは彼らの3rdアルバム。音を乱暴に説明すると、FOW+WEEZER+LOLAS といったトコロでしょうか。NOT LAME のサイトで試聴して、「おおっLOLASみたいじゃん!」と気になって、手に入れました。いやー、ぶっ飛びました。めちゃめちゃカッコイイっす!アグレッシブな演奏もさることながら、メロディーのよさ、キャッチーさ、いずれも自主リリースと思えぬクオリティーです。全曲良いですよ。WEEZER のグリーン・アルバムのポップさ加減が好きな人にはドンピシャでしょう。しかし、惜しむらくは、こいつらビックリするぐらいルックス悪いです(笑)。インナースリーブの写真は衝撃です。笑うというより、言葉を失います(笑)。オッサン面ですが、音は最高です!激オススメ。The Beatlesの“Lucy In The Sky With Diamonds”のカバー収録。

CHERRY TWISTER / At Home With  CHERRY TWISTER / At Home With
 またまた、素晴らしいパワーポップ・バンドと出会いました。最近、素晴らしいリリースが続くエア・メール・レコーディングスから。アメリカはペンシルバニア州出身の、このチェリー・ツイスターというバンド、とっても真っ直ぐでポップな曲を聞かせてくれます。「ティーンエイジ・ファンクラブとビーチボーイズから大きな影響を受けた」と同バンドの中心人物でソングライターのスティーブ・ワードが語るように、ギターのドライブ感と、キャッチーなメロディーと、爽やかなコーラス・ワークが魅力の彼ら。ここ日本でも、多くのパワーポップ・マニアに気に入ってもらえるに違いありません。僕ですか?僕も彼らの健やかな、歌声にメロディーにヤラれまくっています!

THE CHEVELLES / Girl God  THE CHEVELLES / Girl God
 90年代初頭より活動するオーストラリアのパワーポップ・バンド、THE CHEVELLES の待望の 4th アルバム。緩急自在の小気味いい楽曲が並ぶ好盤。

THE CHEVELLES / Sunseekers  THE CHEVELLES / Sunseekers
 スペインの Biiter Sweet というレーベル(以前 GIGORO AUNTS も出してた)から、上記の "Girl God" に先駆けてリリースされたシングル編集盤。困った事に "girl god"とダブり曲が5曲もある(笑)。とはいえ、全編アッパーなチューン満載なので、"Girl God" が気に入った人はこちらも買っておきましょう。真夏に、湾岸ぶっとばしながらカーステでフルヴォリュームで聴きたい!あ、ぼく、車持ってないや。ぎゃふん。

CHEWY MARBLE / Bowl Of Surreal  CHEWY MARBLE / Bowl Of Surreal
 元ワンダーミンツのブライアン・カッサンを中心に95年に結成されたLAのバンド、チューウィ・マーブル。98年リリースの 1st に続く 2nd が日本盤(フィルターより)で登場。01年リリース。ブライアン・ウィルソン、ゾンビーズ、バート・バカラック、トッド・ラングレンetc.に影響を受けたと思われる、飛び切りゴキゲンでポップなチューンが満載。ジェリーフィッシュやワンダーミンツに比べるとややパワーポップ度は低めですが、いにしえのポップの巨人にも負けず劣らず、ブライアンのポップ職人ぶりに磨きがかかっております。ポップの魔法に魅せられた者なら、大切な宝物になるであろう一枚。魔法を信じるかい?

CHOO CHOO TRAIN / Briar High (Singles 1988) CHOO CHOO TRAIN / Briar High (Singles 1988)
(1988/Subway Organization/UK)
 「僕達はゾンビーズやレフトバンクみたいな60年代のグループや、プライマル・スクリームやレイザーカッツといったようなイギリスのインディー・バンドにとても影響を受けていた」(リック・メンク、クッキーシーン Vol.38)

 ヴェルヴェット・クラッシュの前身バンドの、2枚の12インチの収録曲を集めたコンピ盤。リリースはイギリスのサブウェイ・オーガニゼーションから。メンバーはポール・チャスティン(vo/b)、リック・メンク(d)、ダレン・クーパー(g)の3人。それまでドラッツ〜リバーヴスと数々のバンドで活動したきたリックと、ナインズとして活動してきたポールの、これが初コラボレーション。このバンドで初の海外(イングランド)ツアーを経験し、バンドとしての結びつきを強固にした彼らは、ハニーバンチのジェフリーを加え、その後ヴェルベット・クラッシュを結成する。その音楽性は、前述のリックの言葉に要約されるだろう。よりヘヴィなギターサウンドが前面に出たヴェルクラと比べると、チュー・チュー〜のポップ性は際立っており、そこには習作的な感触は皆無、最初から完成されたものだ。今なおクラブアンセムとして愛され続ける "high" を始め、バズ・ディライトのカバー "Briar Rose" など、その陽光のようにキラキラと眩いサウンドは輝きを失うことはない。

CHRIS STAMEY / Travels In The South CHRIS STAMEY / Travels In The South
(2004/Yep Roc/USA)
 クリス・ステイミー…80年代を代表するパワーポップ・バンド The dB's の元フロントマン。いや、現在はヨ・ラ・テンゴやライアン・アダムス、メイフライズUSAなどを手がける名プロデューサーとして知られているかもしれない。"Fireworks"(91年)以来なんと13年振りとなるソロ6作目が届いた。リリースはチャペル・ヒルのインディー・レーベル YEP ROC から。素晴らしいシンガーソングライター・アルバムだ。ジャングリーなギター・サウンドに、あたたかく優しい歌声、「うた心」あふれる珠玉のメロディーが、聴く者すべての胸の鼓動を早めることでしょう。「ああ、素敵」と、思わずウットリしてしまう。全12曲捨て曲なし。適度にアッパーで、適度に聴かせる楽曲の数々。派手過ぎず、かといって地味渋にならない絶妙のアレンジメント。オレンジ・ハンブル・バンド、ウォルター・クレヴェンジャー、あるいはライアン・アダムスあたりが好きな人には堪らないだろう。誰かれとなく薦めたくなる、そんな作品だ。文句なし傑作。

CHRIS VON SNEIDEN / The Knight Of Lines And Proses  CHRIS VON SNEIDEN / The Knight Of Lines And Proses
 先生、わたし、どうやら恋をしちゃったみたいなんです。クリス・ヴォン・スナイダーンさんという方に。一目ぼれ、いえ、一耳ぼれです。2002/02/23のPop iT!でのアコースティック・ライブが出会いです。60s british pop、american rock、pawerpopのマナーに沿った珠玉の楽曲群。素敵です。素敵過ぎます。演奏も、オフ・ステージもジェントルなお方でした。サイン付き!これ、BEST盤ね。

The Churchills / Big Ideas  THE CHURCHILLS / Big Ideas
 アメリカはニューヨーク出身の3人組パワーポップ・バンドの 02 年リリースの 3rd アルバムが東京のレコードショップ Rockshop のレーベル excellent. から日本盤がリリース。なんと、これが本邦初登場となる。ボーナストラック5曲追加で、全20曲入り。ポール・マッカートニー、バッドフィンガー、ラズベリーズと思わせるスウィートなメロディーラインに、ポウジーズやファウンテインズあたりの力強いギターサウンドが加わったかのような素晴らしい作品です。今作についていえば、エモ的な音の肌触りを感じる。ゲット・アップ・キッズの近作や、プロミスリングの「ベリー・エマージェンシー」のような。とにかくメロディーが切なくて胸をキューと締め付けて堪らない。心に染みまくり。聴いていると、静かな感動が沸き起こってきて、涙も自然にポロリ。間違いなく一生聴ける名盤。たぶん、1年後、3年後に聴き返しても、その時々で別のエモーショナルな感情が呼び覚まされることでしょう。

CLARKESVILLE. / The Half Chapter  CLARKESVILLE. / The Half Chapter
 TELSTAR RECORDS が送り出す03年の期待のニューカマー・CLARKESVILLE.は、英国バーミンガム出身のマイケル・クラークという22歳の青年のソロ。これはデビュー作。基本はトラヴィス〜コールドプレイ系の音ながら、M-2 ”Heavy Soul"のようにパワーポップ・ナンバーもあれば M-3 "Secret File" のように tahiti80 みたいな極上のポップ・チューンも聴かせてくれる。UKらしい哀愁メロディーにエレクトロニカやブレイクビーツなどの要素も加わって完成度高し。全曲素晴らしい。本国イギリスではコールドプレイ、キングス・オブ・レオン、ルー二ー、ポリフォニック・スプリー、ジョン・メイヤーらのサポートに抜擢されるなど注目されている模様。本作ではトラヴィスのドラマーもゲスト参加しています。

CLIFF HILLIS / Be Seeing You  CLIFF HILLIS / Be Seeing You
 元 STARBERRY のギタリスト Cliff Hillis のソロ・デビュー作。01年に Not Lame からリリース。バブルガム風味の軽快なポップロック・チューンから、ビートルポップ、ブライアン・ウィルソンを彷彿とさせるボーカル・ハーモニーを聴かせるナンバーまで、いずれも完成度の高い楽曲ばかりで感嘆させられる。輪郭のクッキリしたクリフの歌声は、どこかジェイソン・フォクナーを思い出させるなあ。ソングライティングもサウンド・メイクも練られており、アルバム通して素晴らしい。海外のレビュー・サイトで「ひとりスーパーバンド」と書かれているのを見たが、なるほどと納得。STARBELLY のファンはもちろん、オウズリー、マシュー・スウィート、ヴェルヴェット・クラッシュ、ミラクル・ブラー、ポウジーズあたりが好きな人も気に入ること間違いなし。現在クリフは元 CAULFIELDS の John Faye と共に(THE JOHN FAYE POWER TRIP を経て) IKE というバンドで活動している。

CLUB 8 / The Friend I Once Had+6  CLUB 8 / The Friend I Once Had+6
 北欧のセイント・エチエンヌか!?ギターのカッティングに、打ち込みの軽快で洒脱なメロディー、そしてサラ・クラッネルよろしく涼しげな女声ボーカルが乗る。こりゃ誰もがエチエンヌを思い浮かべるところだけど、エチエンヌに比べると、かなりネオ・アコ色の強い仕上がり。インディー・ポップが好きな人にオススメですね。ひんやりとした空気に、人肌の温もりを感じさせる優しいサウンド。あなたの心のカイロにどうですか?

THE COMAS / A Def Needle In Tomorrow  THE COMAS / A Def Needle In Tomorrow
 チャペルヒル出身バンドの 2nd アルバム。お友達のヒロミさん(all about POP MUSIC)がおすすめしていたのと、クッキーシーン誌の畠山氏がその年の年間ベストに入れていて、気になって買ってみたらこれが大当たり!これがもぉ、泣ける!しみる!燃える!サイコーです。うたごころ溢れるメロディーに、音の意匠もこだわっていて、聴くたびに良くなってくる。USインディー好きの大好きな音。ジェイホークスやウィルコ、メイフライズUSAあたりが好きな人も絶対に気に入るハズ。

COSMIC ROUGH RIDERS / Too Close To See Far  COSMIC ROUGH RIDERS / Too Close To See Far
 1stと2ndから選曲したコンピ・アルバム“Enjoy the Melodic Sunshine”がアラン・マッギーの POPTONES からリリースされ話題になったグラスゴー出身のバンドの新作。ボーカルをとっていたダニエル・ワイリーが脱退して、これが初めてのリリース。特にメロディーやサウンドは大きく変わったわけではないのだが、ボーカルが違うだけでこんなにも雰囲気が変わるのかと驚いた。音の変化ももちろんある。前作に色濃くあったサイケ感が減退して、ポップ感が増した。全体的にスムースになった感じ。ちょっとトラヴィスの2ndとかドッジーの3rdとかを思い出した。それ以上にボーカルの変化は大きい。新ボーカルに就任したギターのスティーブンもダニエルに負けず劣らずスウィートなのだが、01年のサマソニで観たCRR(ダニエル在籍時)のライブで陶酔するようなマジックを感じただけに、正直複雑な気分になる。とはいえ、今回もまた素晴らしい「うた心」に溢れた作品。もちろん文句なし傑作。

COSMIC ROUGH RIDERS / Enjoy The Melodie Sunshine  COSMIC ROUGH RIDERS / Enjoy The Melodie Sunshine
 アラン・マッギーのレーベル POPTONES から出た COSMIC ROUGH RIDERS の編集盤。地元グラスゴーのマイナー・レーベルからリリースされていた2枚のアルバムから選曲されている。ワールドワイドでは実質 1st といってもいいかもしれない。マイク・オールウェイのサイケなアートワークも鮮やかなこの作品、肝心の内容もかなりサイケ入ってます。とはいえ、TFCばりの歌心溢れるナンバーも後半に多く配置されている。ギターの響き、ボーカル、ハーモニー、どれもがスンバラシイ!の一言。

COTTON MATHER / hotel baltimore  COTTON MATHER / hotel baltimore
 え、新譜?と思ったら、01年に出た 3nd "The Big Picture" リリース以前の99年に出たミニ・アルバムでした。とはいえ、もちろん本邦初登場。作風は2ndと3rdの中間に位置する。パワーポップ然とした曲が多く、アッパーな感しでよい。カバーもあり。コットン・メイザーはジョン・レノンの声を持つ(似すぎ!)オージー・ギターバンドです。未体験の方は是非。これを聴いて気に入ったら、大傑作 2nd 「コンチキ」も聴いてね!

CRASHLAND / Glued  CRASHLAND / Glued
 CRASHLAND はいまどき珍しいくらいまっとうなUKの3ピースのロックバンド。ライブもかっこよさそう。非常にロッキンでキャッチーな曲を書きます。大好き。その後、レーベルから契約を切られ、別のレーベルからシングルをリリースするもパッとせず。いまは活動しているのかいないのか音沙汰なし。非常に不運なバンドです。何とか 2nd が聴きたいです。