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今夜の番組チェック

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FARRAH / Me Too  FARRAH / Me Too
 UKのパワポ・バンドの03年の 2nd。リリースはパンク/パワポものの再発で定評のある 1977 傘下の EGGING から。前作 "Moustache" は、USの独壇場だったパワポ・シーンへのUKからの返答とでも言うべき痛快な一枚。話題は集めたのはルビナーズの好カバーだったが、 彼らのオリジナル "Terry" や "Living For The Weekend" だってクラブで人気の高いアンセム。その大傑作に続くこの作品では、サウンド面の新機軸を打ち出しつつ、あくまでファラーらしさを失わなず、ソングライティングにおいてもハッキリと成長の跡を感じ取れる。特にオープニングの "Tongle Tied" ではモダン・パワーポップやメロディック・パンクの接近を感じさせ、我々にニュー・ファラーの姿を印象付けさせる。とはいえ基本は彼らの持ち味であるメロディーによさに尽きる。前作収録の "Tired Of Apologising" 路線の理想的な昇華。しかし、ある種の物足りなさは感じる。"Terry" や "Living For〜" や "Life's Too Short" のような元気な曲がもう少し欲しかったかも。今作よりオージーのパワポ・バンド MONTANA のミッシェルがベースとして加わっている。

FARRAH / Moustache  FARRAH / Moustache
 00年 "Living For The Weekend" がクラブ・ヒットした FARRAH が待望の 1st アルバム "Moustache" をリリースしました。これが、とても素晴らしい!FARRAH はUKのパワーポップ・バンド。これまでに3枚のシングルをリリースしていて、そのいずれもが、インデイーポップ・ファン全てをトリコにするメロディーと力強いフックを持っています。アルバムでは全てのシングル曲を収録。その他の曲もバラエティーに富んでて飽きさせません。なかでも、5曲目の "Tired Of Apologising" は超名曲。大々的にホーンがフューチャーされたこの曲は、farrah のバンドとしての器の大きさを感じさせてくれます。多くの人に聴いてもらいたい良質なポップ・アルバムですね。必ずあなたの宝物の一枚になるであろう作品です。

FEABLE WEINER / Dear Hot Chick FEABLE WEINER / Dear Hot Chick
(2003, 2004/Doghouse, Music...Destroy!!/USA, UK)
 テネシー州ナッシュビル / マーフリーズバラ出身の4人組、フェーブル・ウェイナー(この読み方で合ってる?)のデビューアルバム。地元の Heinous Records から02年にオリジナル・リリース。翌年エモ・レーベル DOGHOUSE からライセンスされ再リリース。さらに一年遅れでUKの Music...Destroy!! からもライセンスされ、まず7インチ(アルバム1曲目に収録のキラーチューン "San Deem Us Ready" )が、続いてアルバムが04年秋にリリースされた。ぼくが手に入れたのは、そのUK盤だ。その出自からするといわゆるエモ・バンドに属すると思うのだが、サウンドはいまどき珍しいナック・スタイルのパワー&キャッチーなパワーポップなんですよ。闇雲なまでの疾走感を感じさせるアッパーな演奏とともに、全編に横溢するちょっとファニーでおバカな感じが微笑ましい。なかにはウィーザー・スタイル(というかナーフ・ハーダーか?)の曲もあったりして、それもすごくいい。ネクスト・ビッグ・シングになれる存在の登場か。楽曲の出来は素晴らしく良い。文句なし激マストでしょう。

THE FEEDBACKS / Nothing A Little Pop Won't Cure  THE FEEDBACKS / Nothing A Little Pop Won't Cure
 スペインのバンド、THE FEEDBACKS の3rdアルバム。前2作はつんのめり気味のパンキッシュな作風だったらしい(mexicoさん情報。ぼくは未聴デス)が、今回はグッとレイドバックしたらしく、いい感じにパワーポップしていて実に良い。キャッチーさや、ベタな(笑)ギター・リフ、ダイナミックなサウンド、ちょっと泥臭い部分も含めて、オーストラリアのパワーポップ・バンドぽいですね。スペインのバンドですけど。いやぁ、ぼくの好みです。全曲いいですよ〜

THE FIGGS / Banda Macho  THE FIGGS / Banda Macho
 アメリカのパワーポップ・バンド・The Figgsの96年リリースの2ndアルバム。全て1〜3分に凝縮されたポップ・ソングの数々が小気味よく次々飛び出してきて痛快です。パワーポップというより、ちょっとポップ・パンク的でもありますね。勢いがあって、あっと言う間に聴けてしまう。メロディー&アレンジのヒネクレ具合もなかなかで良くてホント飽きない。weezer好きも気に入るかな。全てのポップ・ファンにオススメ。

THE FINKERS / Stance  THE FINKERS / Stance
 マイケル・カーペンターや、PYRAMIDIACS のミックスター・バティらが在籍するオーストラリアのスーパーバンドのニュー・ミニアルバム。過去に3枚のアルバムのリリースがある THE FINKERS だが、ここしばらくは活動を休止していたらしく、このミニアルバムからまた活動を再開した模様だ。今回はドラムのバティとギターのアリソンの曲が中心で(1曲は THE SCRUFFSのカバー)カーペンター作の曲がないのが残念だが、素晴らしく切れ味鋭いパワーポップ・ナンバーが並ぶ。ワイルドなロックンロール・ギターに、キャッチーでポップなメロディー、分厚いコーラスワーク、ハモンド・オルガンも効果的に鳴って、凄くカッコいい!クール!ガレージ〜パワーポップ〜ロックンロール好きはヤラれまくりでしょう。

THE FINKERS / Whole Lotta Fan  THE FINKERS / Whole Lotta Fan
 オーストラリアのパワーポップ・シーンの重要人物マイケル・カーペンター(ソロも多数)が在籍するバンド、フィンカーズのベスト盤。ウィザード・イン・ヴァイナルから500枚限定のCDで出た日本企画盤。選曲はパワーポップ本でおなじみの笠島裕人氏と、club wonderの東和伸氏。ビートルズ〜TFCテイストのナンバーから、つんのめりパンキッシュ・ナンバーまでと、振り幅こそ大きいが、どれにも共通するのは、ひたすらポップということ。一回聴けば、極上の泣きメロと強靭なフック(ライナーより引用)に彩られた彼らの楽曲&演奏の魅力にヤラれること間違いナシ。見かけたら買っとけ。

FIRESTARTER / Livin' On The Heat  FIRESTARTER / Livin' On The Heat
 元TWEEZER、元Teengenerateのメンバーによる現役バンド、Firestaterの2ndアルバム。70年代ガレージ/パンク/パワーポップな音。何かすげーカッコ良くない?マジでシビれまくりです。日本にもこういうバンドがいるんですね。ライブ観たい!

THE FLASHCUBES / Brilliant  THE FLASHCUBES / Brilliant
 フラッシュキューブスの2ndアルバム。前作“Bright Light”が77〜80年にリリースされたシングル2枚と未発表音源で構成された編集盤だったので、オリジナル・アルバムとしてはこれが結成以来25年目のしての1stアルバム。大傑作!。デビュー当初の勢いをそのままにソングライティングは格段の成長を見せ、かといって老成していないのが素晴らしい。これが25年前に出ていても全然不思議じゃない音。かっこいい。

THE FLASHING LIGHTS / Where The Change Is  THE FLASHING LIGHTS / Where The Change Is
 元スーパー・フレンズのマット率いるフラッシング・ライツの 1st アルバム。音の方はひとことで言うと「Sloan、疾走感2割増し」といった感じ。60s〜70sのレトロなロックをベースにしつつも、現代のバンドらしい疾走感が心地よいです。昨年、THE WAXWINGS の "Low To The Ground" にグッと来た方なら、こちらも間違いなく気に入ると思います。激オススメ。

THE FLETCHER PRATT / Nine By Nine  THE FLETCHER PRATT / Nine By Nine
 うぉぉぉ!マジでカッコいいぜ!これぞ、まさにロックンロール!燃える〜!60〜70年代のバンドたちが確かに持っていた、ロックの不良性を感じさせる音。ぼくにとってロックの「色気」て、実はコレなんだよね。口で説明してもなかなか伝わらないんだろうな。まずは聴いてもらいたいです。ダマされたと思って。フレッチャー・プラットはデトロイト出身の4人組。「モンキーズ・ミーツ・バーズ」とか「キンクス・ミーツ・ハーマンズ・ハーミッツ」とも称させる彼らのサウンドですが、これらの表現は実に的を得ているなあ。あと付け加えるならザ・フーとか。モーターシティーのガレージなロックンロールの伝統を感しさせるパワフルでジャカジャカうるさい演奏に、60年代のバンドのもつバブルガム・ポップ・テイストのスウィートなメロディー、そして遠くリヴァプールのバンドたちをも思わせるスマートさ。何といっても、それぞれボーカルを取る二人のソングライターがいるのが大きい。それがバンドの表情を豊かにしているし、エッヂや幅を生み出している。また、二人ともソングライターとしての実力は伯仲しており、甲乙つけ難い。とにかくパワーポップ・ファンはマスト!ミックスは名匠ブラッド・ジョーンズ。残念ながら、バンドはどうやら解散してしまったらしいです。

FLORAPOP / Sunshine Saturday  FLORAPOP / Sunshine Saturday
 ハイ、02年のベスト・ディスクです。マーク&リサのflora夫妻のデュオ。まさか、こんなジャケのバンドが来るとは思わなかっただろう。ぼくも思わなかった(笑)しかし、内容は間違いなく極上。バッチリ保証します。曲単位としてもそうですが、アルバム・トータルとしても完成度高いです。ビーチ・ボーイズ+ゾンビーズ+カーペンターズという奇跡のようなサウンド&メロディー。見事なコーラス&ハーモニー。昇天モノです。ジェリーフィッシュとか好きな人は気に入ると思う。とにかく全てのポップ・ファンに聴いてもらいたい一枚。もちろん、ギタポ、パワポ、ネオアコ・ファンのあなたにも!

FLORAPOP / Tasty ! Delious Crispe  FLORAPOP / Tasty ! Delirious Crispe
 02年リリースされた1stフル・アルバム“Sunshine Saturday”が好評だった FLORAPOP が99年に自主制作でリリースしたデビュー・ミニアルバム。これが驚くべきことに、最初から拙さなんて皆無の完璧かつエヴァーグリーンなポップ作品なんですよ。マーシャル・クレンショウの“You're My Favorite Waste Of Time”のカバーも含む全8曲すべてが素晴らしい。1st“Sunshine Saturday”にノックアウトされた人も、まだ FLORAPOP 未体験という人も是非聴いてみて下さい。ビーチボーイズ+ゾンビーズ+カーペンターズな音楽性で、更にギターポップ・フィーリングをトッピングしたような感じです。ジェリーフィッシュ好きなあなたにも聴いて欲しい!

The 45s / 45S  The 45s / 45S
 かつて日本盤もリリースされていた Ruth を前身とするイギリス出身の4人組。その後、アメリカはテキサス州オースティンに移住し、新たに始めたバンドがこの The 45s である(本人たちはテキサス出身だと言い張っていたらしい)。音の方は、Ruth を更に元気よくした感じのパワーポップ。鍵盤をメインにフューチャーしていることから、どことなくベン・フォールズ・ファイブにも似ている。これは2枚のシングル(7"、CDS)収録曲と未発表曲で構成したコンピレーション盤。ヴォーカル&ピアノの Matt Hales の脱退で、残念ながらバンドの方は解散してしまったらしいが、キラメキと勢いに溢れた楽曲の数々を聴いていると、このまま活動を続けていたら素晴らしいアルバムをつくったであろうことを十分に予感させる。解散は、かえすがえすも残念!なんとか続けられないものか…

FOUNTAINS OF WAYNE / Welcome Interstate Managers  FOUNTAINS OF WAYNE / Welcome Interstate Managers
 FOWの待望の3rdアルバム。内容ですか?言うまでもなくサイコーです。1曲目の「メキシカン・ワイン」を聴いただけで思わずガッツポーズをしてしまいました。素晴らしいポップの黄金律に彩られた名盤。フォーキー〜カントリーな弾き語りナンバーも個人的にはグッと来ましたわ〜。

THE FRANK AND WALTERS / Trains,Boats and plains  THE FRANK AND WALTERS / Trains,Boats and plains
 愛すべき一枚。現在もマイ・ペースに活動を続けているアイルランド出身のトリオ、フランク・アンド・ウォルターズの92年リリースの 1st アルバム。プロデュースは、なんと元オレンジ・ジュースのエドウィン・コリンズ(!)です。
 本当にいい「うた」が詰まっているアルバム。ポール・リナハンの歌はお世辞にも上手くないが、一度聴いたらすぐに憶えてしまえるような人懐っこいメロディーが素晴らしい。あと、何と言っても歌詞がよい!アルバムの冒頭を飾る "This Is Not A Song"ではこう歌っている。ちょっと長いが引用してみよう。
「これは政治に関する歌じゃない/これはセックスに関する歌じゃない/君が望むなら ぼくは傲慢さについて語ろう/もし君が派手に着飾っていたらの話だけど/(中略)/これはぼくが/特別に君のために書いた"うた"だ/ぼくは君に感謝したい/そして ぼくはここに存在していることに関して/だって ぼくはこの地球に生きていられることがすごく/嬉しい/僕の夢全部を精一杯生き抜いて/そして何より ぼくは君たちみんなを愛している そして/君たちの幸運を祈っている/(以下略。伊藤英嗣訳)」
 少しクサいかもしれないが、これがポールのトボけた感じの素朴な歌声に乗ると、実にいいのだ。なんか、心があったかくなるようで。もちろん、ギターサウンドもアレンジもまさにギター "POP" という感じで、いいですよ。派手さないが、末永く愛するであろう作品。その証拠に買ってから10年以上たつのに今でもよく聴き返しています。

FRISBIE / The Subversive Sound Of Love FRISBIE / The Subversive Sound Of Love
(2000/Hear Diagonnally/CANADA)
 シカゴ出身の5人組の00年リリースのデビュー・アルバム。98年結成。60〜70年代を彷彿とさせる懐かしいメロディーラインと、美しいハーモニーを併せ持ったパワーポップ・サウンドを聴かせる。ビッグ・スター(アレックス・チルトン)、オールド’97(レット・ミラー)、マーシャル・クレンショウなどを思い起こさせるその音楽性は、素晴らしいの一言。磨きに磨かれた小さな宝石のような、品良く輝きに満ちた楽曲が13曲。捨て曲一切なし。アッパーなエナジー・チューンは少ないが、ミドル・テンポの「うた心」に溢れた温かくも心の琴線に触れる曲ばかり。アメリカン・ロックが持つ優良な部分が凝縮されたような作品。ビッグ・スター好きは文句なしマスト。TFCやトラヴィスあたりが好きな人にも是非薦めてみたい。オススメ曲は M-12 の "Vertigogo" 。数少ないアッパー・チューンだが、まるでポウジーズかスローンみたいでカッコイイ!

FUTURE PILOT AKA / Tiny Wave, Mighty Sea  FUTURE PILOT AKA / Tiny Wave, Mighty Sea
 FUTURE PILOT AKA はクラスゴーの在英インド人が中心となったユニット。TFCやベルセバのメンバー、スティーブン・パステル、ユージン・ケリーなど、グラスゴー・オールスターズといえる面々がゲスト参加してます。基本はギターポップなのですが、歌ものありインストありと、曲はいろいろバラエティーに富んでて面白い!中にはインド風味のナンバーもあり、コーナーショップとか思い出しました。

FUZZBUBBLE / ST FUZZBUBBLE / ST
(2000/Future Primitive/USA)
  パフ・ダディの主宰するバッド・ボーイ・レーベルのロック・バンド契約第一号となった4人組モダン・パワーポップ・バンドのデビュー・アルバム。そのサウンドを乱暴に形容するなら、チープ・トリックとビートルズをミックスして、ニルヴァーナ(もちろんカート・コバーンの)のエッジを足したような痛快かつゴージャスなパワーポップ。最高にゴキゲンなアルバムだ。激マスト。全曲良いが、特にオススメは、M-1、M-3、M-5、米国版映画「ゴジラ」のサントラにも収録された M-7、7インチ・シングルにもなった M-9 かな。共同プロデュースでガンズン・ローゼス仕事で知られるマイク・クリンク、ゲストでバングルズのスザンヌ・ホフス、元ジェリーフィッシュのロジャー・マニング等が参加している。04年7月、Wizzard In Vinyl より遂に日本盤が出ました。パチパチパチパチ!ボーナストラックがなんと11曲付き。1曲の未発表曲と、アルバム本編10曲分のデモ・ヴァージョン収録。なお日本盤は輸入盤とジャケが違うのでご注意を。

FUZZBUBBLE / Demos, Out・takes And Rarities  FUZZBUBBLE / Demos, Out・takes And Rarities
 2000年にアルバムを一枚リリースし、最近ではティーン・マシーンとのスプリット・シングルが好評だったファズバブルのデモ音源&アウト・テイク&レア集がノットレイムから出ました。これ、かなり良くない?パワポ・ファン必聴ですね。ジェリーフィッシュ、グレイズ、レッド・クロス、スプリッツヴィルあたりが好きな人ならストライクじゃないかなあ。オリジナル・アルバムの方の音は、もっとハード・ロッキンな感じで、こちらはアツい感じでイイですよ〜。ちなみにオリジナル・アルバムは Puff Daddy が運営する Bad Boy Records から出ています。ええっ!?何で?